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オーストラリア教師の労働時間と給料・日本教師と比べてどうなの?

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教師

 

こんにちは、ブリスベン在住のりぃです。

 

オーストラリアで教師をしている先生と、日本の中学校で教師をしている先生とお話しする機会がありました。

 

お互い教師という職業は同じでも、その労働時間の違いを聞いて驚きました。

 

しかも労働時間と給料が比例していないという驚きの事実!

 

日本とオーストラリアの教師の労働時間と給料の違い、学校の実情について紹介します。

 

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日本の部活動が教師の労働時間を長引かせる

 

日本には部活という学校の時間外活動があります。

 

私も中学、高校の時分には、バスケット、水泳と部活動に力を入れていました。

 

当然、先生も、朝練、放課後の練習、他校との練習試合、スクールホリデー中のトレーニングなど、学校での時間外に生徒と一緒に登校しています。

 

日本ではあたりまえの、学校の部活動ですが。。。

 

オーストラリアでは部活というものはありません。

 

スポーツをしたい場合は、地域のチームに入って、週末や放課後の練習に参加します。

 

地域のチームに参加するのは日本の習い事と同等の扱いとなりますので有料となります。

 

学校とは別で、日本の部活にあたるような、課外スポーツなどをするわけです。

 

 

日本の教師の終業時間とオーストラリア教師の終業時間

 

日本の中学校教師のお話しだと、日本の学校が3時で終わったとしても、教師はその後、部活への参加、部活後は翌日の授業の準備をするため、7時以降に帰宅するという日が普通なのだそうです。

 

 

ひどい時は9時や10時に帰宅ということもあるそうです。

 

オーストラリアの教師では絶対にありえない終業時間です。

 

 

私が子供の学校のお迎えに行く3時過ぎには、先生も一緒に帰宅する姿を見ます。

 

オーストラリアの学校はだいたい3時前後に終わります。

 

 

実際にオーストラリアの先生の話では、3時15分に最後の授業が終わって、彼女がワタワタと片付けに15分くらいかかって3時半くらいに職員室に行くと、残っている先生は、いても3-4人程度だそうです。

 

 

ほとんんどの教師は学校終了時間に、生徒と同じくらいの時間に帰宅します。

 

 

副業もできるオーストラリア教師

 

日本では教師が副業することは基本的に禁止されているそうです。

 

オーストラリアでは家庭教師をしている先生が普通にいます。

 

私の子供の小学生時代の先生は、学校で放課後数学を教えてくれてました。

 

私立学校だとまた規則が違うでしょうが、公立学校だと結構融通がきいてます。

 

自分のクラスルームで家庭教師をしていますから。

家庭教師というか、個人塾というほうがしっくりきますでしょうか。

 

 

うちの娘もお世話になりました。

 

他の一般の家庭教師よりも格安料金で、週1で数学を1時間ほどしてもらっていました。

 

 

他にも元先生の教え子が家庭教師の生徒として通っていたり、学校の自分の教室を使って先生が副業として家庭教師をしています。

 

公立学校で特に若い教師になりたての場合、給料もそれほどではないため、副業として家庭教師する人が多いそうです。

 

オーストラリアでは教師になりたての給料でも日本の教師に比べてかなり高額のようです。

 

 

オーストラリア教師と日本教師の給料

 

オーストラリアの公立学校の教師の給料は州によって違います。

 

ここQLD州を調べてみますと。。。教師って高給取りですよ!!

 

4年大学卒業後に教師として初めての給料はQLD州は他州に比べて高額です。

 

フルタイムの教師なりたての給料が年収A$70,081。1ドル80円換算として日本円で約560万円。

 

オーストラリアでA$70,081の年収ってかなりの金額ですから!!

 

 

他の業界の大卒の高給取りそうな職業の給料をみてみると。。。。。

 

 

医学関連 : A$$70,300

エンジニア:A$64,400

司法関連:A$60,000

心理学関連:A$57,600

 

 

オーストラリアの教師、しょっぱなからかなりの高給取りじゃないですか!

 

しかしながら、高給のQLD州の教師だからそれに比例した高いクオリティーの教師が揃っているのかというと、。。。それはありません。

 

もちろんすばらしい、やる気に満ちた教師もいます。

 

しかし残念ながら、そうでない教師のほうがかなり目立ちます。

 

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オーストラリアQLD州の教育の実情

 

 

特にQLD州は、オーストラリアの中でも、教育の遅れについて指摘されることが多いんです。

 

実際他の州に比べて教育が遅れているという事実は否めません。

 

QLD州では2015年 に、小学校が7年制から6年制に変わりました。

 

 

オーストラリアではNSW州やVIC州といった教育の進んでいる州では小学校は6年まで、7年生から日本のいわるゆ中学校というシステムです。

 

 

2015年までQLD州は日本の中学1年までが小学校というくくりでした。

 

7年間で学んでいたことを6年間で学ぶ教育カリキュラムに変更するのは大変だろうということは素人でもわかります。

 

 

実際に2016年から7年生として中学校に入った長女はかなり苦労しましたから。

 

また、オーストラリアのお国柄、日本では考えられないような問題もあります。

 

 

移民大国オーストラリア。

 

教師だって、オーストラリア人ばかりではありません。

 

 

外国で生まれ育ってオーストラリアに移住して教師をしいてる教師もたくさんいます。

 

そこで浮き彫りになってくるのが英語です。

 

公立の学校だからというのもあるかもしれませんが、訛りや癖の強い英語を話す教師が結構います。

 

 

個人的には私も英語に関しては苦労をしているので何もいえませんが、職業として教師をする上で、やはり生徒に理解されない英語で教師を続けるのはどうなの??と思ってしまいます。

 

 

うちは娘が二人とも、別々の教師のなのですが、先生の英語が理解できず、クラスの授業ではわからないということです。

 

学校時間外で週1に行われる宿題をサポートするクラスに参加したり、お金を払って家庭教師をしてもらったりしました。

 

 

うちの娘達だけでなく、同じクラスの生徒達はほとんど、教師の言ってる内容以前に英語がわからないということでいろいろ問題になってます。

 

 

学校側のいろいろな事情もあるのでしょうが、なかなか改善されず、今後もこういった問題は続きそうです。

 

 

教師という職業の特別意識

 

 

日本では、教師は聖職とされてきた歴史があります。

 

今でこそそういう認識は薄れてきているかもしれませんが、それでも教師という職業は他のオフィスワークとは一線を置く特別な仕事という意識があります。

 

オーストラリアではそういった特別意識がありません。

 

教師はあくまでも仕事の1つです。

 

日本のように、教師の私生活を削ってまで生徒のために懇親的に指導するというような教師は稀です。

 

進路や就職といったサポートも日本の教師のような、一人ひとりを向き合って真剣に考えてくれるようなことはありません。

 

自分の日本での学生生活を思うと、本当に日本の教師の細やかな心配りを感じます。

 

 

スクールホリデープラス有休付きのオーストラリア教師

 

日本では部活や勉強合宿など、いろいろな活動があるため、スクールホリデーにも教師は労働を課せられます。

 

オーストラリでは、スクールホリデーには生徒に宿題すらありません。

 

 

2ヶ月ほどもあるオーストラリアの夏休みでさえ教師も当然お休みです。

 

 

しかも1年に何度も2週間のスクールホリデー、そして2ヶ月の夏休みとは別に、通常の有休もあるというのですからびっくりです。

 

スクールホリデーに自分のほかの有給などを追加して、学校が始まっても1週間くらい遅れて仕事にもどる教師もいます。

 

教師といえど、普通の会社員と同じような感覚です。

 

 

 

最後に

 

聞けば聞くほど、日本の教師って本当にすごいな~と頭が下がります。

よっぽど教師としての熱意、子供達への情熱など、特別な気持ちがなければできないんじゃないでしょうか?

 

日本では教師を単なる職業のひとつとして就職してしまったら、あまりにも過酷な現場に続かないんじゃないかと思います。

 

日本の先生方はすごい!!

 

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